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2010年10月31日 (日)

居酒屋 「酒盃」

ブログ:プレグルのグルメ探訪記
記事:http://spa-gourmet.cocolog-nifty.com/gourmet/2010/10/post-9d9d.html


食べログ:酒盃 のレビューはここで。

……………………………………………………………………………………………
店名:酒盃
カテゴリー:居酒屋

住所:秋田県秋田市山王1-6-9
電話:018-863-1547

営業時間:17:00~23:00
定休日:日曜日

HP:http://www.syuhai.com/


……………………………………………………………………………………………

今日は酒盃に行ってきました。
東北地方って中々行けないんですよね。
行くとなれば時間とお金を考えると飛行機しか交通手段が無いんです。
で、飛行機となると、どうしても北海道ってなっちゃうんですよね。
このパターンが続いて、北海道には何十回と行っているのに東北地方は未開の地でした。
青森、秋田、岩手は足を踏み入れた事がありません。
それなら、この3県を今回は旅行しょうって決めたんですよね。
日程と行きたい場所を考えると3県は不可能って判明してしまいました。
3県とも広いですもんね。
そこで、秋田と岩手に絞って行動する事にしました。
まずは秋田からです。

秋田では、稲庭うどん、きりたんぽ鍋、比内地鶏、ハタハタ、そして、美味しい地酒がキーワードでした。
稲庭うどんはお昼に食べるとして、それ以外の料理は居酒屋で食べたいなって思ってネット検索をしまくりました。

食べログを主体としてホームページも参考にしながら。
東京、大阪でもあるような都会を意識した勘違いのお店はパス、CPが良くないお値段が高いお店はパス、居心地が良さそうでないお店はパス、料理がモノマネなお店はパスって.....
秋田でしか味わえない、いや、このお店でないとって思えるお店を検索しまくりました。

で、あったんですよ。
この条件にピッタリのお店が。
思わず、定休日と営業時間を確認しましたよ。
行った日が定休日だとショックですから。
でも、今回はお一人様だから予約が出来るのかなって不安もあったりして....
で、予約の電話をしたんですよね。
最初に、「一人なんですが予約って可能ですか?」って。
すると、「ありがとうございます。」「はい、可能です。」って答えが返ってきて大喜び。
後は、その日が空いているかどうかです。
近々の予約だったので、ここで満席ならアウトですから。
「○月○日の18時からお願いしたいんですけど。」って。
「はい。お席ご用意できます。」とのこと。
わおっ。
良かった。
ここでアウトなら秋田に行くのは止めようかって思ったぐらいですから。
まずは、ここを押さえないと始まらないってぐらい「キモ」のお店でだったんです。

気持ち良い受け答えで、予約完了です。
もう、ワクワクですよ。

何故、このお店にしたか。
その一端を少しご紹介しましょう。
店主さんの心意気を知る事が出来たからです。
HPにはこう書いてあります。

厳選した地酒と本物の郷土料理を楽しんでいただくことにこだわっております。
昔ながらの手間をかけた手法で化学調味料を用いず可能な限り地産地消の食材を使用。
当たり前のことを30年やってまいりました。
是非お立ち寄りいただき秋田を"たっぷりと味わって"いただければ幸いです。

これを読んでしまうと行かない訳にはいかないでしょう。
お店の概観、内装、食材、お酒....
色んな物に対するこだわりがビシーって伝わってきました。

こうして、私は憧れの、酒盃に向かった訳です。

 

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秋田駅近くのホテルからタクシーを拾って乗り付けました。
「酒盃ってお店に行きたいんですが、分かりますか?」って尋ねてみると。
「山王の酒盃ですね?」って聞かれたので、「はい、は~い。」って答えました。
秋田の運転手で酒盃を知らないのは新人だけだって言われました。
地元でも認知度が高いお店だったんですね。
タクシーの中で、きりたんぽ鍋や稲庭うどん、地酒の話しなどをしているとお店が見えてきました。
タクシーの運転手さんと色々と話しをするのは楽しいですよね。
今回も秋田の食文化について色々と勉強になりました。

お店の概観です。
大通りからは外れています。
ひっそりとお店はただずんでいました。
17時半過ぎに到着です。

 

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お店の看板です。
酒盃って書いています。
達筆ですよね。
見ているだけで惚れ惚れしてしまいます。

 

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お店の入口です。
まず、シンプルです。
余計なものが一切ありません。
素晴らしいですよね。
この時点で店主さんの心意気を感じとってしまいました。
右手には、杉玉が鎮座していますね。
白壁に情緒のある格子戸がすごくマッチしています。
暖簾も余計な物は一切書かず、静かにお客さんを待っている感じです。

さあ、入店しましょう。

 

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店内に入ると旧家の玄関のようになっています。
ここにも粋な暖簾が掛かっていますね。
そして、この場所にマッチした植物も置いてあります。
ここで靴を脱いで個別の下駄箱に靴を入れて店内に入ります。
予約してると下駄箱に予約した名前がきちんと書いてあります。

18時の予約だったのですが30分前に着いてしまいました。
お店の人に、その旨を伝えて、入店とあいなりました。
そうそう、そのときには、満面笑みで本当に気持ちよく入店できました。

  

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店内に案内されました。
今回は1人だったのでカウンター席です。
ここは、2人掛けの長椅子タイプが4組あります。
1番乗りだったので手前の椅子を勧められました。

 

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椅子に座わりました。
店内には落ち着いた感じのJAZZが流れています。

店主さん:「いらっしゃいませ。」
私:「こんばんわ。」
私:「今日はお世話になります。」
店主さん:「ゆっくり過ごして下さいね。」

そんな会話を交わしながら......
何だか、前にも来た事があって帰ってきたって感じがしたんですよね。
この感覚って大事なんですよね。
1人居酒屋で楽しめるかどうかの重要なポイントだと思うんです。

概観、内装、ホールの人の気配り、大将の人柄、料理の味、お酒の種類.....
本当に色んなファクターがあると思うんですけど。
心地よいお店の空気ってありますよね。

このお店には、そんな空気が漂っていました。
やっぱり、私の目には狂いは無かったんだって。


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この空間は暖かみがあると思いませんか。
新しくはないんですけど、暖かみがありますよね。
さて、最初は何を飲みましょうか。
テーブルの上にはメニュー表が置いてあります。
まずは何時ものやつにしましょうか。

そうそう、カウンター席は全席禁煙席です。
そうでないと駄目ですよね。
他人の事を考えると近距離でタバコを吸う人の気持ちが理解出来ませんし、それを容認するお店はレベルが低いと考えています。
私の隣の2人組みのお客さんはタバコを吸う人でした。
でも、ちゃんと来るんですよね。
タバコが吸えないから行かないって事にはならないんですよね。
店内で吸えなくても良いお店にはこうやって来るんですよね。
良いお店には良いお客さんが集まり繁盛するって見本のようなお店です。
(個室は喫煙可能、座敷は喫煙と禁煙が別れているそうです。)

 

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まずは何時ものように生ビールからのスタートです。
ここは
エビスの生ビール500円でした。
ぷふぁ~、美味しい!!
やっぱり、エビスは美味しいですよね。

 

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前菜の6種盛です。
ビールが出て直ぐにこの料理が登場したんですよね。
最初、分からずに、この中から好きな物を2つぐらいチョイスして食べるのかなって思ったんですよ。
よく、チェーン系の居酒屋さんであるじゃないですか。
お好きな物を突き出しとして選んで下さいみたいな。
でも、酒盃さんは違ったんですよね。
この6品全てが突き出しだったんですよ。
これにはビックリしました。
こんな豪華な手の込んだ突き出しは初めてです。
もう、この時点から店主さんのおもてなしの気持ちが伝わってきました。
これは酒飲みにはたまらない料理の詰め合わせですよ。

それでは1品1品見ていきましょうか。

 

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たらこのたいたんです。
薄味で味付けが抜群でした。
ん?、これは京風な味付けに近いかなって印象でした。
京都の割烹で修行したのかなってぐらいの味付けでした。
とっても美味しくてビックリしてしまいました。

 

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もって菊の白和えです。
関西ではなじみの無い食材だと思います。
「もって菊」とは食用菊の事で山形県が生産量№1なんですよ。
山形では秋の味覚として古くから郷土の味として親しまれている食材です。
体に良さそうな、ほのかな香りと甘味が伝わってきます。
シャキシャキとした食感が食欲もそそります。
その食材を白和えにするところにセンスが光ります。

 

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かすべの唐揚げです。
かすべって何だか分かりますか?
エイの事なんですよ。
北海道や東北北部ではこう呼ぶそうです。
味は癖が無く淡白でカレイのような食感です。
その食材を唐揚げで仕立ています。
大阪風に言うと油もバッチリで、カラっと揚がった唐揚げは、とっても美味しかったです。

 

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あみ茸(アミタケ)です。
まろやかな味わいで少しヌメリがありお酒のアテとしてバッチリ合う料理です。
いや~、どの料理もそうなんですが、お酒にバッチリ合うんですよね。
もう、流石としか言いようがありません。

 

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鶏の梅肉ポン酢味です。
この、梅肉ポン酢味が絶妙な味わいなんですよね。
あれ?、今日は本当に秋田に料理を食べに来たのって感じです。
薄味で素材の旨みを上手に出して料理が生きているんですよね。
素晴らしいの一言です。

 

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烏賊の刺身です。
鮮度の良い烏賊なので甘味があって美味しいんですよね。
この料理も日本酒がすすんで大変でした。
烏賊って余り好きでは無い食材なのですが美味しく頂けました。

 

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生ビールが無くなったので違う飲み物を頼みましょう。
このお店は秋田の地酒が沢山おいてあるんですよ。
それも店主さん厳選のお酒ばっかりです。
本当に色々とありますよね。
迷ってしまいます。

 

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日本酒以外には、芋焼酎、麦焼酎、ワイン、ウイスキー、ソフトドリンクがありますね。

 

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で、最初は今月の利き酒3種セット800円にすることにしました。
大吟醸、純米吟醸、純米酒の3種類のお酒が楽しめます。
全て秋田の地酒です。
3つで1合入っているようですね。

 

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こんな感じで登場です。
左から、大吟醸、純米吟醸、純米酒ってなっていますね。

・大吟醸は天の戸(横手市)です。
1917年(大正6年)創業の浅舞酒造のお酒です。
1991年~1996年の5年間全国新酒鑑覧品評会で金賞を受賞した実力派の蔵元です。
このお酒は、秋田酒こまちを精米歩合38%で仕上げています。
透明感と優雅さを併せ持つ極寒手造りの大吟醸なんです。
 
・純米吟醸は雪の芽舎(由利本荘市)です。
1902年(明治35年)創業の斎彌酒造店のお酒です。
このお酒は精米歩合55%で仕上げています。
聴雪(ちょうせつ)、花朝月夕(かちょうげっせき)、雪の芽舎(ゆきのぼうしゃ)の銘柄があります。
雪の芽舎は、雪の多い冬に東京からある作家がこの蔵を訪れ帰りの電車の中で見た、芽ぶき屋根の農家が点在している冬景色から「雪の芽舎」を酒名にしてみてはどうかと言われて決めたそうです。
上質なお酒には、この名称を使用しているそうです。
ふくよかで上品な喉越しが料理の旨みを引き立てるお酒でした。
3種の中では一番好きなお酒でした。

・純米酒は春霞(美郷町)です。
1874年(明治7年)創業の栗林酒造店のお酒です。
このお酒は山田錦を精米歩合60%で仕上げています。
穏やかで、優しい感じのコクがあるお酒に仕上がっていました。

 

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本日のメニューです。
色々とありますよね。
さて、どれにしたものか。

刺身、旬のさんま刺し(500円)とか〆鯖あぶり叩き(400円)
比内地鶏、鶏さし(800円)とか石焼(800円)とかとりすき鍋(1,500円)
はたはた、飯ずし(500円)とか一夜干し(500円)
きりたんぽ鍋(2,000円)
15食限定の手打ち蕎麦(600円)
手造り豆腐、おぼろ豆腐(600円)、豆腐まんじゅう(600円)、豆腐ぐらたん(500円)

ん~、本当に食べたい物だらけですよ。
全部は食べれないし、食べたい物は沢山あるし.....

 

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で、メニューの中からこれを見つけたんですよ。
おまかせ料理4,000円です。
お造り、比内地鶏、自家製豆腐、手打ち蕎麦....全8種類の料理が堪能できるんです。
これはお一人様には嬉しい料理ですよね。

一人でもオーダー出切るか聞いてみるとOKとの事でした。
一人では駄目って言われると困ってしまうとこでした。

さあ、酒盃さんの色んな料理を楽しみましょう。
前菜の6種盛を食べて、確かな腕だっていうのは実証済みなので本当に楽しみです。

 

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最初の1品目です。
お造りの盛り合せですね。
一番手前から時計回りに「まいか」「金目鯛」「天然かんぱち」「ぼたんえび」です。

どの刺身も新鮮でメッチャ美味しかったです。
山葵が擦りたて新鮮で鼻にツーンってくる感じがたまりません。
この山葵は最後まで置いておいて日本酒のアテにしちゃいました。
そうそう、刺身醤油も美味しかったんですよね。
聞いてみると、男鹿半島の物で特別に仕入れられているそうです。
だから、美味しいんだって納得してしまいました。

 
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酒盃では半合飲みってできるんです。
価格も半額で秋田の地酒が色々と楽しめるようになっているんです。
これは酒飲みには嬉しいシステムですよね。
さあ、飲むぞ~!!

最初は
角右衛門700円(1/2)にしました。
木村酒造の純米酒です。

 

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目の前には沢山のお猪口がありました。
これを見ているだけで楽しくなってきます。
って、酒飲みやな~って声が聞こえてきそうですが。(笑)

 

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今回はこのお猪口での提供です。
さあ、飲んでみましょう。
ほのかな香りと味わいには透明感があります。
喉越しもよくスーッとした余韻がいい感じですね。

 

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2品目です。
季節の揚げ物です。
穴子 と みず の天ぷらです。
この穴子の天ぷらがプリプリで激旨だったんですよね。
こんなに美味しい穴子の天ぷらは食べた事がないかもって言うぐらいです。
非常にレベルの高い一品でした。
「みず」って言うのはイラクサ科ウワバミに属した山菜なんですよ。
正式名称は「ウワバミソウ」と言います。
由来はうわばみ=蛇が出るような幽谷地帯に生えるからだそうです。
さっぱりした味でシャキシャキしており美味しい素材です。

 

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次は濁り酒にしました。
お店の名前と同じ
酒盃700円(1/2)っていうお酒です。
このお店でしか呑めない限定酒です。
呑口も香りも良く、す~っと胃の中に収まっていく感じです。
とっても呑みやすいお酒でした。

 

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3品目です。
比内地鶏の石焼です。
新鮮で美味しそうな比内地鶏と熱々の石焼セットが出てきました。
秋田に来れば比内地鶏ですよね。
今回食べたかった食材の1つです。
薩摩地鶏、名古屋コーチンと並んで日本3大地鶏ですよね。
酒盃さんの比内地鶏は契約農家から仕入れて、高品質・高鮮度を実現しているそうです。
これは楽しみですよね。

  

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こんな感じで石焼の上に比内地鶏を置いて焼いていきます。
ジューっていう音と美味しそうな匂いが鼻と胃袋を刺激します。
脳内は食べたときのイメージが出来上がってしまって、大変でした。
ゴックンって喉が何回も鳴りました。

 

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もう、そろそろ出来上がりですね。
いい焼き色になってます。
さあ、食べてみましょう。
 

 

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お刺身のときにも出ていた山葵を付けて食べます。
ん~、美味しい!!
臭みが全く無く、ジューシで鶏本来の旨味が口の中をこれでもか~って襲ってきます。
比内地鶏特有の肉質で噛み応えと脂を堪能できました。
念願かなって秋田で比内地鶏が食べれました。
秋田に来て良かったな~って思えた1品でしたね。

 

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次は、まんさくの花美郷800円(1/2)にしました。
元禄2年(1689年)創業で横手市の日の丸酒造の純米吟醸です。
秋田県が14年かけて開発した酒米の「美郷」を使用しています。
米の旨味を最大限に引き出しており、芳醇で味に深みがあります。
秋田の郷土料理にどんぴしゃなお酒ではないでしょうか。

そうそう、お酒と一緒にお冷やも頂いています。
日本酒を飲むのと同じぐらいお冷やを飲むんです。
そうすると悪酔いをしませんし、お酒が美味しく飲めるんですよ。
お冷やが無くなりかけると、ちゃんと、新しいグラスに冷えたお冷やを持ってきてくれるんです。
ちゃんと気配りが出来ているんです。
素晴らしい接客だと思いませんか。
本当のサービスとはこういう事ですよね。

 

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4品目です。
豆腐まんじゅうです。
割烹などでよく出てくる蓮根饅頭の豆腐版ですね。
豆腐は全て自家製だそうです。
見た目は本当に割烹で出てくるお料理のようです。
ちよっとビックリしてしまいました。

 

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中を割ってみるとこんな感じになっています。
豆腐っていうのがよく分かりますね。
豆腐まんじゅうだったんだって。(当然ですが)
では、食べてみましょう。
わおっ、美味しい。
大豆の旨味がドーンって出ています。
中のふんわりとした豆腐の食感と外側の揚げ豆腐のようなモチっとした食感のコンビネーションがたまりません。
そして、特筆すべきは餡の旨さです。
これはやられましたね。
激旨ですよ。
旨い!!って、叫んじゃいました。
これは、京都で食べているのかと間違ってしまいました。

 

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今度は由利正宗のひやおろし700円(1/2)にしました。
明治35年(1902年)創業の齋彌酒造店の山廃純米酒です。
厳寒に醸された新酒を春から夏の間に低温でゆっくりとゆっくりと熟成しています。
そして、絶好の飲み頃になった秋口に「ひやおろし」として世の中に出てきます。
まろやかで落ち着いた香りと味わいがたまりません。
美味しい料理が更に美味しく感じてしまいます。
とっても良いお酒でした。
そうそう、ひやおろしは、定番以外の希少酒や新酒を定温貯蔵させた隠し酒もあるそうてすよ。
日本酒好きな人は店主さんに一言声を掛けると、美味しいお酒が呑めると思います。

 

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5品目です。
漬物の盛り合せです。
今回の旅行で色んなお店で漬物を食べたのですが全体的に味が濃いんですよね。
京漬物系に慣れているとちょっと辛いものがありました。
これも食べ続ければ慣れてくるんでしょうけどね。

一番手前に写っている白い物はハタハタなんですよ。

ハタハタというと、秋田県民が大好きな魚で県民魚にも選ばれています。
これがお酒のアテにドンピシャでした。
聞くと自家製だとか。
焼いたハタハタは食べた事はありましたが、こんな感じで食べたのは初めてでした。
こうやって地元でしか食べれない料理を楽しむ事が出来るのは旅の醍醐味ですよね。

京風のお漬物は
とり山卯吉と西むらを記事にしています。
どちらのお店もとっても美味しいです。
特に西むらのお漬物は最高でした。


西むらのお漬物の日記はここで。
京都のとり山卯吉の日記はここで。
 

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またまた、お店の名前にもなっている酒盃にしました。
2年熟成の純米吟醸酒800円(1/2)です。
これも、このお店でないと呑めないお酒です。
お酒好きの店主さん厳選のお酒です。
芳醇でまろやか至福の一杯が味わえました。
ここでしか飲めないのが非常に残念です。

 

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今回のお猪口はこんな感じでしたよ。
これも趣きがありますよね。
実は、このお猪口だけでなく器のほとんどは店主さん自らが焼いたオリジナルの陶器なんですよ。
お酒って酒器によって印象がガラって変わってしまいますよね。
器はお酒とお客にに合った容器を雰囲気に合わせて出しているそうです。
素晴らしいですよね。
もう、流石ですとしか言いようがありません。
本当に気配りが出来たお店です。

 

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6品目です。
旬な魚介料理です。
左がまだらの白子で、右は秋刀魚の肝醤油です。
店主さん手造りのお皿での登場です。
見た目から楽しませてくれていますよね。
登場した瞬間からメロメロになっちゃいました。
食べてみると予想以上に美味しくて叫んじゃいました。
何てって?
勿論、ワオッってですよ。
どんどん、日本酒がすすんじゃいます。
こんな美味しい料理ばかりだとたまりませんよね。

 

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天の戸 亀の尾800円(1/2)にしました。
1917年(大正6年)創業の浅舞酒造の吟醸吟醸酒です。
亀の尾が持つ、独特の幅のある味わいを無濾過生酒で楽しむ事が出来る限定酒です。
芳醇な旨味と新酒のキレ味を堪能できます。
余りの美味しさにアッと言う間に無くなってしまいました。
やるな~って思えた一品です。

 

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7品目です。
比内地鶏と里芋のきのこ蒸しです。
まずはスープから頂きます。
わおっ、美味しい!!
この味、この味、なんですよね。
色を見ると濃いそうに見えますが全然そんな事ないんですよ。
味に深みがあってとっても美味しいんです。
これで、きりたんぽ鍋を作ったら最高でしょうね。
ここにも比内地鶏が使われています。
こうやって食べる比内地鶏も最高なんです。
激旨です。
ネギも里芋も美味しすぎです。
大満足の一品でした。

 

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天の戸 美稲 クラシック800円(1/2)です。
美稲と書いて「うましね」と読みます。
このお酒も横手の浅舞酒造の純米酒です。
このお酒は
「美稲」の発売15年を記念して造られた無濾過ま生原酒なんですよ。
地元で愛され、地元の食材と一緒に楽しむ。
地産池消するのにはピッタリのお酒だと思いませんか。
秋田ならではの醍醐味が楽しめました。

 

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8品目の〆の料理です。
手打ち蕎麦です。
店主さん自らが毎日打たれています。
メニューには一日15食限定って書いてありましたね。
隣のお二人さんは、無くなるのを危惧して先に予約されていました。
奥に蕎麦、右に出汁、左に辛味大根が配置されました。

 

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この蕎麦は、そば粉10割につなぎ1の「外一(といち)」で作られています。
まずは、そのままで食べます。
蕎麦の風味が口の中に広がります。
美味しい!!
出汁は甘い系の味です。
これに辛味大根の搾りを入れます。
すると、蕎麦がより一層美味しくいただけました。

 

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さあ、店主さんと板長さんの登場です。
記念に写真を撮らせて下さいとお願いしました。
本邦初公開です。
板長さんがちょっと緊張ぎみで引きずった顔になったので、もう一度お願いしました。

 

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その後に撮った写真がこれです。
どうですか。
満面の笑みですよね。
この横に私が居たとしても、同じような満面の笑みを浮かべていたと思います。
それほど、楽しい時間が過ごす事が出来ました。

店主さんは24歳のときに、この地でお店をオープンされたそうです。
営業を始めて35年、お客様に居心地の良いお店を心がけてきたそうです。

お客さんもまばらになり、色々とお話をさせて頂きました。
料理に対するこだわり、お酒にたいするこだわり、居酒屋とはこうあるべきだ論など、
共感が持て勉強になることばかりでした。

店主さんは60歳とは思えないほど若いと思いませんか?
聞いてみると、毎日、納豆を2パック食べて2合の熱燗と1合の冷を欠かさず飲んでいるそうです。
この、納豆と日本酒が健康の秘訣らしいです。
私も店主さんのご好意により、何時も飲んでいる熱燗をご馳走になってしまいました。
楽しい時間はアッと言う間に過ぎ去ってしまうものなんですよね。
ふっと気がつけば、もう、24時前ではないですか。
あれっ、お店は何時迄だったんですかって聞くと、23時迄だったとのこと。
楽しい時間は時間が経つのが早いですよね。
申し訳ない事をしてしまいました。
でも、本当に楽しい時間を過ごす事が出来ました。
楽しい時間って本当に過ぎ去るのが早いですよね。
店主さん、板長さんありがとうごさいました。

 

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店主さんから頂いた名刺です。
トイレにも張ってありましたが。
このイラストが上手に書けていると思いませんか。
ご主人の人柄とか特徴を巧く表現できていますよね。
宝物にしょうかな。(笑)

 

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頂いた名刺の裏面です。
HPを見ると店主さんの名前は載っているのですが、一応、モザイクということで。

 

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オフィシャルの名刺です。
冬バージョンでお店の前を撮っているんでしょうね。
この写真は趣きがありますよね。
素晴らしい出来栄えだと思います。

 

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オフィシャル名刺の裏面です。
このイラストもいい感じで描いてありますね。

酒盃さん。
本当に心から良いお店だと思いました。
関西からピンポイントでこのお店に行って良かったと思いました。
「酒盃」って言う店名をどうしてつけたのか店主さんに聞きました。
実は店主さんは若い頃に大阪に住んでいたそうなんです。
その頃に京都に住んでいる友達の所によく行って遊んでいたそうです。
そのときに行くお店は決まっていて、京都によくあるお店のタイプで間口が狭くて奥に長い長屋タイプの居酒屋さんだったそうです。
そのお店はお婆ちゃんがやっていたお店で料理も美味しく居心地も良かったそうなんですね。
とっても良くしてもらったそうです。
自分が独立してお店をやり始めようと思ったときに、このお店の店名が良いと思ったそうなんですよ。
お婆ちゃんに許可をもらって始めたお店の名前が「酒盃」って訳なんです。
最初の方に掲載している看板の「酒盃」っていう文字が、お婆ちゃんが書いてくれた文字だそうです。

「達筆ですよね。見ているだけで惚れ惚れしてしまいます。」って書いていた部分の写真です。
そういういきさつがあったんですね。
思い出の店名、字体って訳だったんですね。

あれから35年......
私は、今回初めて秋田の酒盃さんを知りました。
関西、いや、京都の雰囲気、味、匂いをすごく感じたんですね。
酒盃のルーツを聞いていると京都との繋がりはしっかりとあったようです。

人と人との縁って不思議ですよね。
今回もそう感じました。
初めて会った店主さんですが、昔から知っていて、ただいまって言ってしまいそうな。
また、来週来るねって言ってしまいそうな。
そんな気持ちになってしまいました。

居酒屋って本当はこうあるべきなんでしょうね。
今回は1人でも行ける居酒屋さんのお手本はここにあるって思えるお店でした。
関西から秋田、距離は物凄く離れていますが、明日にでも行きたいお店です。
私の中で一番行きたいお店№1のお店である事には間違いないお店です。

店主さん。
今回は本当にありがとうございました。
とっても素敵な料理と時間を過ごせる事が出来ました。
秋田に行く機会があれば是非お店に立ち寄りたいと思っています。

また、板長さんも美味しい料理を堪能させて頂きました。
感謝しております。

そうそう、予約の電話、料理の注文、お冷やの手配など、色々と気配りして下さったホールの秋田美人のお嬢さんもありがとうございました。
気持ちよく食事を堪能できました。

秋田の夜が本当に楽しく過ごせました。

この場を借りてお礼申し上げます。


今日もよく食べて飲んだぞ~!!
明日も 美味しい料理 と お酒 が飲みたいから.....
私の元気の源 しじみにんにく を買っとかないと。
また、ここで 、注文しとかないとね。

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コメント

すごい!
これはホンマに凄いですね!!

秋田、私も通ったことがあるくらいで行ったことのない場所です。

で、この酒盃さん、これは素晴らしいお店ですね。

ブログの文章、写真からも雰囲気、温度、そしてお店のもつ匂いなんかも感じ取れるようです。

プレグルさんがここでどれだけ満足に過ごせたかがビシビシ伝わってきました。

これは脱帽ものです。素晴らしい!!

投稿: さいちゃん | 2010年11月 1日 (月) 18時15分

> さいちゃん。

ここは最高のお店でしたよ。
秋田一の、いや、日本一のお店って言っても過言ではありません。

秋田に行く事があれば、是非、訪問して頂きたいお店です。
大満足する事間違いなしです。

このお店に惚れこみました。
ツアーを組んで行きたいぐらいです。

投稿: プレグル | 2010年11月 4日 (木) 00時48分

はじめましてナカといいます。
食べログからこちらにお邪魔させていただきました。ちょうど秋田のどこに宿泊するかと、飛行機の時間が合わず。秋田市内で美味しいものはないかなと探していたところでした!
私も迷わずこちらのお店に伺おう!と今決心をしたところですw
同じく一人でしたので先に予約することを忘れずに。
またブログにお邪魔させてください。これからも宜しくお願いします^^

投稿: ナカ | 2010年12月23日 (木) 14時54分

> ナカさん。

ここは最高ですよ。
是非、是非!!
カウンター席がまた最高です。
店主さんと色々とお話しして下さい。
どうして、このお店を選んだのかとか。
私の話しを出して盛り上がって下さいね。

は~い。
お待ちしています。
プレグルのアイの方もヨロシクお願いしますね。

投稿: プレグル | 2010年12月24日 (金) 01時02分

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受信: 2010年11月 1日 (月) 09時01分

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